( 2015/07/19 )
■梅雨明けの炎天下
関東地方の梅雨明けの当日に熱中症に配慮しつつ汗だくになりながら撮影したものです。
因みにこの年は自宅の庭にも1本だけ生えていましたが、その除草作業に当たっては軍手では役に立たず、危険作業用の厚めの手袋を必要とします。
本種によく似ているものとしては、夏に開花するヒレアザミ、オニアザミ、オオアザミなどがあります。
このうちで鰭と棘が目立つヒレアザミ(ヤハズアザミ)がもっとも紛らわしいのですが、本種と比較すると花径がやや小さく茎や葉につく棘がいくぶん優しげで、茎の途中から幾つもの分枝が目立つことと棘を有する葉が横に伸びないことでしょうか。
次にオニアザミの場合には、頭花自体が下方を向いているという特徴があるので比較的判別は容易であろうと思います。
また、オオアザミ(マリアアザミ)の場合には総苞から数本の鋭く長い総苞片が槍の穂先のように横に突き出していることと、花径が約10センチメートルと大きいことなどが特徴として挙げられます。
|