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1 撮影場所 山梨県甲州市( 2014/09/20 撮影 曇り )果実
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2 撮影場所 神奈川県中井町( 2015/04/04 撮影 薄曇り )

日本名 通草、木通(アケビ)
⇒熟した果実が開く様子の「開け実」が転訛した、あるいは熟した果皮が朱色(朱実)になることから呼称されたともいわれている。
科/属 アケビ科アケビ属
学名 Akebia quinata
開花時期 4月から5月
特徴など 北海道を除く本州中部以南、四国、九州の山地や丘陵に生育するつる性の落葉樹で、他の低木などに巻き付いて這い上がり成長し、葉は5枚の小葉(しょうよう)を有し互生する。
花には雄花と雌花があるが同一株内での受精は行われず、9月頃に結実する果実(果肉、果皮とも)は食用、薬用にもなる。
花びらのように見えるのは萼片であり、一般に雌花の方は紫色で雄花の方は薄紫色をしているが白花(萼片)の種類もあるらしい。
また果実は哺乳動物のヤマネの主食とされているという。
一方ミツバアケビは丈夫で細いつるは籠などの用材として古来より重宝がられたらしい。
別名
俗名
方言
別名を「アケビカズラ」(通草葛、木通葛、野木葛)、あけぶ(通草)、あけみ(朱美)、やまひめ(山姫)ともいう。
古名として「はたつ」(波太豆)がある。

観察の記録

( 2014/09/20 )
完熟すると地味な色に
 画像1からも分かるように5枚の卵形の小葉を有しているので、比較的区別がつきやすいと思われます。
熟した果実は近縁種であるムベ(赤色)やミツバアケビ(赤紫色)に比べますと、熟す前には薄い黄緑ですが、熟してくるとその表面はやや白っぽい薄茶色に変わってきます。
撮影した地点は標高700メートル以上の山地中腹東側の林道脇で、陽当たりは必ずしも良好では無い生育環境でした。

( 2015/04/04 )
雌雄別花
 画像2のように花色(萼片)が濃く数が少ない大きい方が雌花で、色は薄く数が多い房状に垂れ下がるやや小さな方が雄花ということのようです。
相模湾が一望できる標高150メートルほどの床ノ城ともよばれる丘陵地帯にて撮影したものです。


・2015/06/08 HP作成


アケビ


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